2016-04-22

未成年者一人でのイギリス入国について

イギリスの入国審査は厳しいことで有名です。

 

一人一人の審査に時間がかかるため、入国審査場は長蛇の列。飛行機の到着から到着ロビーにたどりつくまで1時間以上時間がかかる場合もあります。

 

特に子供の保護には厳しいお国柄ゆえ、未成年者(16歳以下)が一人でイギリスに入国する場合、入国目的や日程を記した書類、親の同意書、出迎え人の詳細、は必須となります。

 

弊社ではサマースクールからの入国書類とは別に、口頭の英語での受け答えが不十分でも入国審査官が理解できるように、全ての詳細を記した英文レターを用意いたします。

 

英語での質問に答えられなくても、それさえ入国審査官に提示すれば一目瞭然。わずらわしい質問を回避出来、スムーズに入国が許可されます。

 

到着ロビーでは、サマースクールスタッフと共に弊社日本人スタッフがお出迎え致します。

 

準備万端ととのえて入国を突破し、スムーズに短期留学が始められるようにサポート致します。

 

LHR

 

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2016-04-22

ホイットギフト 訪問記

”サマースクールを始めましたので学校見学に来ませんか?”といううれしいお誘いを学校のサマースクール担当者様からいただき、ロンドン郊外にある男子校を訪問してきました。

ホイットギフトサマースクール

Whitgiftはロンドン南部クロイドンというところにある私立男子校で、創立は400年前。ヘンリー8世が所有していたこともあり、何となくハンプトンコートを思わせるような造りです。

クロイドンはIKEAがあるので時々行きますが、高級住宅地と殺伐とした地域が入り乱れ、なんかあまり印象がよろしくない。しかも男子校ということで、ちょっと男臭いむさくるしい所を勝手に想像していましたが、行ってみて驚きました。

高級住宅街の中にある広々とした敷地内に立っている赤煉瓦の建物はパレスのよう。この日はどこかの国の大使さんが見学に来ていたせいなのか、校門には誘導する係の人がちゃんといて、”OOに車を止めてください”とわかりやすく説明してくれました。学校は広すぎてどこに止めればよいのかわかりにくいので、これだけで印象が大分良くなります。

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車を止めてレセプションに向かって歩いていると、フラミンゴ発見!! 学校にフラミンゴ~?! なんか異色の取り合わせに軽く驚きつつレセプションにたどり着くと、受付けには私の名前のビジターカードがすでに用意されていて、とてもスムーズ。

しばらく待っていると、担当のエドワードさんが現れました。 とても温和な感じのジェントルマンです。

さっそく学校内を見学に案内してくださったのですが、またまた驚く光景が! 中庭に放し飼いのクジャク発見! しかも何匹もいる~(・∀・) 横には大きな鳥のケージがあって、ここはバードワールドか?!

 

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”元々はプレゼントとして贈られたのが始まりで、それ以来飼うようになった”そうです。

中庭には日本庭園もあって桜が咲いていました。日本大使がオープニングにいらっしゃったそうです。

案内していただいたのは教室、アセンブリーホール、エキシビションホール、スポーツホール、寮、食堂です。

エキシビションホールでは第1次世界大戦の催しがされていて一般公開されています。ここの前庭には創立者であるJohn Whitgift卿の小さな銅像と迷路があります。迷路があるあたり、やはりヘンリー8世が住んでいたハンプトンコートを思わせます。

特筆すべきはスポーツホールの素晴らしさ。実はサマースクールのプログラムを見た時に、”もう少しアカデミックな内容でも良いのでは?”とエドワードさんにお伝えしたところ、”でも素晴らしい施設を体験しないのは勿体ない”と言われました。

見学してみて納得。卒業生からオリンピック選手を出しているほどのスポーツの充実度。普段から教えているコーチ陣がサマーでも教えるそうです。(午後に選択したスポーツが出来る)

 

この学校はほとんどがデイボーダー(通いの生徒)で、寮を作ったのは3年前。それを機にサマースクールを始めたということですが、寮は1つしかないのでキャパは男女あわせて100名ちょっと。出来て3年目なのでとても綺麗。2人か3人部屋で(個室もあり)、各部屋ともトイレシャワー付き。なんとリフト(エレベーター)もついているので、2階へ重いスーツケースを運ぶのに便利です。

 

去年は毎週80名ほどが参加し、今年は100名前後だそうですが、あまり大規模にはプロモーションするつもりはないようです。 こんな大きな学校に100名ほどの学生だとスカスカですね~。でもアットホームで皆と知り合えて良いと思います。

 

あと特徴はイギリス人生徒も参加すること。午後にプロジェクトワークというのがあって、ライフスキルやコミュニケーション、プレゼンテーションなどを一緒に学びます。スポーツやアクティビティも一緒に行い、夜はイギリス人生徒は帰宅、外国人学生は寮へ。 同世代のネイティブとの交流は貴重ですから、これからイギリス人学生と交流できるサマースクールが増えてくるかもしれませんね。

 

学校主催なので、普段から英語を教えている先生がそのままサマースクールでも教えます。寮母さんやケータリングスタッフも通年同じ。 ”去年1週目に参加者にアンケートを取ったら、食事が今一つと言われたんだ。だからすぐにケータリングスタッフと相談して食事内容を外国人向けに変えてみた。いつもイギリス料理ばかりだったので不評だったのかも。こういうことをすぐに対処できるのも学校主催だからね”とエドワードさん。 素早い対応がうれしいですね。

 

国籍制限もあって、1つの国籍者の定員は20%です。 ロンドン中心まで約30分。遠足はロンドンが中心ですがオックスフォードやハリーポッターミュージアム、テーマパークへも行きます。

 

最寄りのタウンまでは徒歩10分程度だそうですが、ロンドンに近いせいもあり治安面を心配し、学校外への生徒同士での外出は不可です。安全面にも力を入れているということで安心できますね。

 

学校見学が終わるころには、”治安の悪いロンドンにある男臭い男子校”という思い込みはすっかり飛んでいき、この学校の大フアンになっていた私。 なんでも思い込みはいけませんね(^^;)・・・反省。

 

ということで、おすすめサマースクールがまた1校増えました (^-^)/

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